日曜日診療を行います
秋桜ペインクリニックのモットー
体のどこかに「痛み」があるというのは、本当につらいものですね。「痛み」はその強さもどのような感じかもご本人にしかわかりません。同じ病気の痛みを経験したことがない人には全く想像することもできません。
ペインクリニックは痛み(英語でペインといいます)を主な症状とする疾患の治療を行う診療科です。ほとんどは医療保険での診療となります。これまで20年以上にわたり秋田大学付属病院をはじめ秋田県内の複数の病院、仙台のペインクリニックでの診療を行いながらペインクリニックの研鑽を続け平成28年(2016年)に当院を開業いたしました。
日頃の診療で大切と考えていること:
- 適切な診断治療がおこなえるように十分に患者さんのお話をお聞きします。詳しくお聞きしますのでお互いが冷静に情報を伝えることが大切です。
- 症状の原因を可能な限りはっきりさせて適切な治療へ結びつけます。
- どのような治療を行うかは患者さんとのやり取りの中で決まっていきます。おすすめは当然ありますが患者さんのご希望にできるだけ沿うようにしています。
- 長年苦しんでいる症状が改善することを目的に診療を行います。
- 薬に頼らなくてよい状態になるように、できれば内服薬が不要となれるように治療を行っていきます。
- 年のせいと簡単には言いません。
当院の設備の特徴:
- 放射線撮影を行いながら診断治療が行えるX線透視装置を備えています。
- 骨密度測定装置はより正確な値を測定するために腰椎・大腿骨を測定する機器を使用しています。
- 超音波診断装置(エコー検査装置)を活用しより正確な診断と治療を行っています。
- より高度な神経ブロック治療を行うためにパルス治療の可能な高周波熱凝固装置を備えています。
- 安心安全な診療を行うためにセントラルモニター式の血圧計・心電計・酸素飽和度計を使用しています。
十分にお話をうかがいどこに痛みがあり、どのような痛みで、どのように経過してきて日常でどのような影響が出ているかなどを理解します。
そして必要な検査を行いその痛みの原因をはっきりさせるように努めます。
原因が分かれば適切な治療を行う事ができます。適切な治療を行うことで症状を改善していくことができます。
慢性的な痛みでは悪循環に陥っている状態にありますので、痛みが軽減する治療をすることで日常生活で徐々にできることが増えていき、できることが増えることでまた痛みが減っていくという良循環に変えていく「きっかけ」を作ることも大切です。
痛みのある人に年のせいと言ってしまっては元も子もありません。何歳になっても痛みの少ない質の高い生活が送れるように援助することが医療の大きな目的だと考えています。