へびはとても縁起のいい生き物ですね。へびは脱皮をくり返し成長することから「復活」と「再生」の象徴と言われています。金運や幸運を招くとも考えられています。七福神の1人の弁財天の化身は白へびです。

さらに世界的には生命力の象徴と考えられています。古代ローマで疫病が流行したときに神の1人であるアスクレピオスがへびの姿で現れて市民を救ったという神話に由来して杖に巻き付いたへびが世界保健機構のロゴマークになっています。救急車にも同じ絵がついています。日本医師会のロゴマークにもへびが使われています。
へびに関係のあるパワースポットを巡るのもいいですね。東北では宮城県岩沼市の金蛇水神社が有名です。オス・メス一対の金蛇をご神体にしていてへびの姿が浮き出ている蛇紋石がたくさんあるそうです。秋田県では大仙市協和、唐松神社の境内にある唐松山天日宮(あまつひのみや)はとぐろを巻くへびの上にお社が建てられていると想像する人がいます。大仙市豊川の水神社は白へび姿の龍神に連れ去られた能恵姫を祀っています。美郷町の春日神社境内には龍蛇神社があります。男鹿市脇元の岩清水大竜王神社には宗泉寺の和尚に大蛇が閉じ込められたという封蛇石があります。
今年は今まで努力してきたことが実を結び始める年です。また新たなことへの挑戦ができる年です。へびにあやかってよいお年をお過ごし下さい。