骨は20~30代が最も丈夫です。年齢とともに、ホルモン、カルシウム摂取量や運動量が減るために骨がもろくなってきます。丈夫な骨を造るには、カルシウムとビタミンDを食事からとり、日光によく当たり、運動をすることが大切です。
骨そしょう症を防ぐ食事
- 牛乳・チーズ・ヨーグルトなど
- 小魚や干しエビ
- のりやワカメなどの海そう類
- 小松菜などの緑色の濃い野菜
- 豆腐や納豆などの大豆製品
日光浴
カルシウムの吸収や骨を造るのに必要なビタミンがビタミンDです。日光の作用で皮膚で合成することができるので少なくとも夏場は5分から30分、冬場は15分から60分くらいは日にあたるといいようです。
運動
運動で骨を刺激すると骨により多くのカルシウムがくっついて骨が丈夫になります。食事で一所懸命カルシウムをとっても運動をしなければおしっこから出て行ってしまいます。
女性は60代から目に見えて骨密度が減少します。男性も70~80代で骨折を起こしやすくなります。特に女性は食事や運動だけでは骨量を維持しにくいので骨を丈夫にする薬も考慮しましょう。
半年に一度くらいは骨密度を調べて、丈夫な骨を維持するように心がけましょう。当院では腰椎と大腿骨という大きな骨の骨密度を測定しますのでより正確な値がわかります。