今猛威を振るっているコロナウイルスをはじめたくさんのウイルスがいろいろな病気の原因になっています。肺炎、脳炎、肝炎、胃腸炎、ヘルペス、帯状疱疹などなど。ガンの原因になるものもいます。
基本的にウイルスを完全に除去できる薬は現在ありません。大切なのは自分が持つ免疫力。免疫力とは体の中にある異常物質・病原体を除去できる能力のこと。どうすれば免疫力を上げて病気になりにくい体を作り上げることができるのでしょうか。
- 食事
常識ですが基本はバランスのいい食事。体の働きを正常に保つにはいろんな栄養素が必要です。
- 腸内細菌
腸内の粘膜は体の外とつながっており腸の粘膜から免疫のシグナルが出されるので腸内をいい状態に保つことは非常に重要です。便通をよくして善玉菌を増やすこと。乳酸菌、酵母菌、麹菌、納豆菌など発酵食品が優れています。
- 適度な運動
運動すると体の代謝がよくなりエネルギー消費が改善して体の隅々の働きがよくなります。ただし激しすぎる運動はかえって免疫力を低下させますので適度に。
- ストレスの解消
生活の中で緊張することは必要ですが緊張したままの状態が続くと体調を崩し免疫力を低下させます。自律神経のバランスが崩れたままとなり血流やホルモン分泌など重要な部分に影響が出ます。緊張感を楽しんだ後はリラックスして解消する工夫が大切です。
- 必要十分な睡眠
眠りの質がいいと風邪を引きにくいというデータがあり体調維持に大切です。
- ビタミンC
ビタミンCは体中に絶対必要な栄養素ですが自分で作ることができません。免疫細胞の働きを高めウイルスを不活性化します。そのほかにもたくさんの効果があります(別記事参照)。ストレスや喫煙、病気の時などはとくにビタミンCがたくさん消費されて欠乏します。高濃度にビタミンCを取り入れて体調を良く保ち免疫力を上げましょう。